概要
兵庫県のカッパの沼が怖すぎる!柳田國男の生家の近く福崎町辻川山公園について。
こちらの公園は兵庫県福崎町にある辻川山公園。緑と池がある自然に恵まれた地元の人に愛される憩いの場所です。
兵庫県福崎町は、民俗学者である「遠野物語」の著者 柳田國男の出身地です。彼の自叙伝に『故郷七十年』という故郷の辻川について書かれた回顧録があるのですが、そこに登場するのが、河童の河太郎(ガタロウ)と河次郎(ガジロ)。
福崎町のゆるキャラもカッパにちなんで、「フクちゃんとサキちゃん」。可愛らしくみんなから愛されるやすい姿ですね^^
しかし、既にネタバレはしているのですが、柳田國男の生家の近くには「辻川山公園」というため池公園があり、そこにゆるキャラではない河童の河太郎(ガタロウ)と河次郎(ガジロ)が出没します。ええ、まさに妖怪です。笑。
河童の河太郎(ガタロウ)と河次郎(ガジロ)
こちらが弟の河次郎(ガジロ)。
9時から18時の間に30分おきに出てきます。
この驚きにクオリティに防水、そしてロボット!300万円かけて作った機械式のものだそうです!
そして、こちら兄の河太郎(ガタロウ)
なぜ弟のガジロが池にいて、兄のガタロが池のほとりで石になっているには、とても悲しい秘密がありました。
スポンサードリンク
河童の河太郎(ガタロウ)と河次郎(ガジロウ)の物語
河童の河太郎(ガタロウ)と河次郎(ガジロウ)
福崎町には、市川という大きな川が流れています。
この川の岸に駒々岩(こまがいわ)という大きな岩がありますが、そこには以前、河童の兄弟、兄の河太郎(ガタロウ)と弟の(ガジロウ)が住んでいました。二匹は、川へ水遊びにやってきた子どもの足を掴んで引きずり込み、「尻子玉」を抜いてしまうのです。
やがて、子どもたちは河童を怖がって誰も駒々岩で遊ぼうとしなくなりました。二匹の兄弟は、自分たちのせいだと後悔しました。ある日、みんなの寝静まった夜、河太郎たちは柳田國男先生に会いたくて、毎日毎日この池で待っていました。
兄の河太郎は池のほとりで、弟の河次郎は皿が乾くと困るので池の中で、それぞれ待つことにしました。二匹は、何年も何年も柳田國男先生を待ち続けました。
とうとう兄の河太郎は頭の皿の水がなくなって、固まって動けなくなってしまったのです。
こうして河太郎は、池の畔で動けなくなったまま、今も巌橋の方を見て柳田國男先生の帰りを待っているのです。
一方、弟の河次郎は池の中にいたので、今でも池の中から出てくることがあります。池の中をずっと覗いていると、尻子玉を抜かれるかも知れませんよ?
※この物語はフィクションです。
って、尻子玉持って固まった兄も河太郎(ガタロウ)も雨が降ったときには、動けそうな気が。。。
そして、オチを読むと弟の河次郎(ガジロウ)も反省して無くない??
兵庫県福最長の辻川山公園とアクセス
カッパの河太郎(ガタロウ)と河次郎(ガジロ)兄弟に会いたい方はこちら!
歴史を感じる建物が多く散策に最適で、食べ物は、「もちむぎ麺」というもちでもそばでもない独特の食感が特徴の特産を食べることができます。
住所:兵庫県神崎郡福崎町西田原 「辻川山公園」
■車の場合/中国自動車道・播但連絡道「福崎IC」福崎北ランプ下車、
■電車の場合/JR福崎駅下車、タクシー約10分